シーン消費について考えてみよう!!
11月になりクリスマスギフト商戦もそろそろ始まろうとしている今日この頃皆様!いかがお過ごしでしょうか?そこで、今回はシーン消費について少し考えてみましょうと言うお話です。
O・ヘンリーの「賢者の贈り物」という短編小説をご存じでしょうか?貧乏だが幸せな暮らしをしている夫婦が、お互いにクリスマスプレゼントを交換する話しで、冬のニューヨークが舞台になっております。夫は妻の長く美しい金髪を束ねる髪飾りを贈ることを思いつく。しかし、金に余裕がないため、たった一つの自分の財産である時計を売り、その金で髪飾り
を買う。一方の妻は夫の時計につけるプラチナのチェーンを贈ることにする。そのために自分の髪を切り売ってしまう。プレゼントを大事に抱えて家に帰った夫は、髪の短くなった妻をみて呆然とする。妻も夫が時計を売ったことを知り、夫のために買ったチェーンの意味がなくなったことを知る。と言う物語なのです。
この話を聞いて皆様は、どう思われましたでしょうか?<感想待ってま〜す>
いや〜!いい話やねって感動する人もいるだろうし、あほやな〜?って思う人も中にはいるとは思いますが・・・。
<個人的には、好きですね。>
実は、このお話の中にはシーン消費のヒントが隠されていると思っております。結局は、お互いすぐにはその商品自体の意味はなくなってしまっているですが、夫は妻の長く美しい金髪を束ねる髪飾りつけた姿を想像した時点で、妻は夫の
唯一の財産の時計にチェーンをつけたいと想像した時点で、すでにシーン消費が完結していると思うのです。
結果としては、すぐには使えなくはなってしまいましたが、そのお互いの気持ちだけで、充分満足感のある消費活動をしたのだと思うからです。
以前にも書きましたが、私はスーパーのチラシ屋で過ごした時期がありました。チラシとは、インパクトの強い訴求力で集客させる事が目的の即効性の媒体です。たまご50円!!<バクダンマーク>とか、先着○名様限りとか言う世界
なんです。
WEBサイトはチラシじゃないんです。即効性の為の媒体じゃありません。だから自分の姿、相手の姿、いろんなシーンの提案が出来る媒体ではないでしょうか?消費者が、思い浮かべる様々なシーンを、より現実味をおびてリアルに再現させて購買につなげていくとかが・・・。可能なはずです。
いつかは、この様なシーンを想定した販売促進サイトをしてみたいものです。商品企画していた時期もそうですが、その商品を使っている人<消費者>を想定して、消費者が喜ぶ姿が見える企画をしていかないとダメですよね。
お金じゃなく、その気持ちがほんと大切だと思う今日この頃ですわ…。
この「賢者の贈り物」には、いろんな事を考えるヒントが隠されている気がして、本日の「WEBのツボ」に紹介させて頂きました。なにかの参考になりましたでしょうか?なったら幸いです。
早いもので、「WEBツボ」を発行してから約1年が経とうとしております。ここまで、よく「あれ、これ」について書いてこれたのが不思議ぐらいです。テーマが「あれ、これ」って何なの?って!?まあ、毎日配信しているメールマガジンなので、こういう息抜きの日もあっていいって事なのでしょう!?
